ゴールデンウィークの前まで、 仕事に追われる毎日でした。 とにかく追われて、追われて、 自分のペースを乱し、ミスも続出し、 効率がすごく悪い進め方でした。 終わったとき、「燃え尽きました」 自分の能力を超える大きな仕事を 受けていたことが原因です。 悪い仕事の進め方を振り返ると、 (1)仕事を詰め込みすぎて、 多忙な状態が続いたことで 余裕が全くなかった。 余裕は絶対、必要です。 (2)同時進行はマルチタスクと言われ 一時は良いとされていましたが、 私のような、目の前の一つしかできない人間に とっては、マルチタスクは非効率の温床だと 気づかされました。 「マルチタスクは悪」だと気づきました。 (3)ペースを乱される環境にしていたこと 具体的には、電話が鳴るような仕事の進め方を してしまったことで、電話に出なくてはいけない、 電話に出ると、もとの仕事に戻るまで、時間を要します。 集中力も途切れます。 目の前にお客様がいる状況であっても 電話で難しい話をされるので、余計に混乱し、 頭の中で処理ができなくなることもありました。 期日のある急な依頼、電話、 アポなし急な来客を受けない 自分の環境を整えることが大切だと感じました。 (4)プレッシャー いつまでに仕上げなくてはいけない、とか 失敗ができない、とかいうお仕事って 楽しいどころか、苦しい仕事です。 ~しなくてはいけないというお仕事は、 私は向いてないということを知りました(笑) 楽しいほうが良いです。 このような効率の悪い仕事の進め方を経験して 見えたことがあります。 ポイント1:一つ一つの仕事を丁寧にする。 当たり前ですが、目の前の仕事に集中して、 「同時に何かしよう」としないということを意識しました。 マルチタスクをやめて、目の前の一つの仕事に集中します。 丁寧に仕上げた仕事は、やり直しも少ないし、 自分の満足度も高いということを改めて感じています。 ポイント2:無理に電話に出ない。 余裕がない状態で電話を受けても、 頭に入らないばかりか、相手の方の発言している背景や 趣旨、本当の意味合いなどを感じることもできず、 できるだけ早く切ろう、と思ってしまいます。 それであれば、あえて電話には出ないで、 気持ちを落ち着けて、自分のタイミングでかけなおす というほうが私には合っていると感じました。 ポイント3:仕事を抱え込みすぎない。仲間の助けを借りる。 甘える勇気というか、 仲間の力を借りることで 自分の仕事もぐんと楽になります。 この4月の大きな仕事を乗り越えられたのも 仲間の力を借りたことが大きな理由でした。 自分一人のキャパには限界があります。 自分で抱え込みたい気持ちは 責任感のように見えますが、 実は、自分一人の罪悪感や恐怖心が 背景にあることもあります。 そこを感じつくして、いくと楽に仕事ができます。 全部、自分で背負わなくてもいい、 仲間の力を借りたほうが良い結果につながる、 ということがわかると、 自分の器も広がるような気がします。 経験を通じてしか学べないことがあります。 文字にしてしまうと当たり前のことで 目新しいことはないかもしれませんが、 経験して学んだことは血肉になった学びです。 誰もが通る道だったのかもしれません。 今日の内容をyoutubeでお話してみました。
お仕事を頂けることって有難いことです。