業界団体の長になる方って
魅力的な方も多く、
自分が動くのでなく、
人を動かすリーダーです。
リーダー(長)によって、
その団体は、変わります。
なぜなら、
「この人についていきたい」
「このリーダーを盛り上げたい」
と思えるとみんなが自発的に動いてくれて、
団体が盛り上がるからです。
ある程度、企業規模の大きい会社の社長は、
リーダー論を学んできている方が多いです。
なぜ、この人についていきたいと思えるのでしょうか?
(1)人を大切に扱ってくれるから
一人一人を大切に扱ってくれる人には
尽くしていこうと思えるものです。
(2)コミュニケーション
ちょっとしたことで声掛けをしてくださったり、
ショートメールやLINEなどマメにフォローしています。
難しいことではなく、良いこと、うれしいことを
伝えています。
(3)承認の達人
あなたのおかげだよ、あなたがいてくれるから助かる
ありがとう、おかげさまで~、といった言葉が
自然に出てきます。
認めてくれるから人がついてくる
といっても過言ではないと思います。
(4)成長を指南してくれる
良いことばかりではなく、
できなかったこと、
反省点も示してくれます。
次、どうしたらいいのか
といった前向きな言い方が
できるからこそ、人が付いてきます。
この人についていけば、
成長できそうと思える魅力があります。
一方で、世の中のリーダーの中には、
・指示、命令しかしない
・上司の思い通りいかないと怒る
・何か言うと長~い説法が返ってくる
・否定、ダメだし
・よろしくお願いします、ありがとうございますがない
・褒めない、減点思考
といった方もまだまだ多いかもしれません。
昭和時代の自分が受けてきた扱いを
そのまましようとすると、
時代にはあってきません。
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では、どうすればいいのでしょうか。
ずばり、人を動かすリーダーを見て、感じて、
真似てみることが一番早く習得できます。
経営者団体や業界団体で、
素晴らしいリーダーがいることと思います。
私が先週、お会いした業界団体のリーダーの
行動を例としてご紹介します。
・退任された役員さんには、
花束を用意して、壇上で大袈裟なくらい
労いの言葉をお伝えしています。
・退任される役員さんには、
総会の事前に直接出向き、
リーダー自ら挨拶に出向いていました。
・第一号議案・・・という堅い話題でも
この内容は~~~さんのご貢献によって、
成り立っています、と紹介する
・懇親会では、参加者全員に声をかけ、
リーダー自らお酌に出向き、
感謝の気持ちを伝えます
・来賓やお客様には、
リーダーのポケットマネーで
特別なお飲み物をふるまいます。
・帰りにはお一人お一人、
お見送りをして、感謝を伝えます。
こんなに人を大切にしてくださり、
認めてくれる、
感謝してくれる、
そんなリーダーのもとで
活動できることって幸せなことだと思いました。
人を動かすリーダーは、
心配りの天才かもしれません。