先日、お隣の山形県に行きました。
山形県は、夏は暑く、冬は寒い気候ですので
果物が甘くなりやすい環境のようです。
すいか、トウモロコシ、枝豆、桃、お米
と農産物をたくさん買い込んできました。
30kgのお米を買ったので、
精米をお願いした時のお話です。
精米とは、玄米から白米にする作業なのですが、
その場で白米にしてもらうことで
新鮮においしさが増します。
自分で精米することもできるのですが、
お店の方にサービスで精米してもらいました。
驚いたことが、お米の取り扱いです。
持ち運びも丁寧にしてくださり、
お米を袋に詰めるときには、感動すら覚えました。
ぎゅっ、ぎゅっ何か力を入れて袋に詰めています。
できるだけ空気が入らないように
してくださっていたのでした。
たぶん、その方も農家さんだったのかもしれません。
お米に対する愛情が、半端なく伝わってきます。
自分たちが育てたお米を大切に扱い、
美味しく食べてもらいたいという気持ちが
ひしひしと伝わってきます。
口で言わなくても、
自分の商品をどう思っているかは、
不思議とお客様に伝わります。
大切に扱われているお米を
美味しく食べようと思いました。
ちょっと高いお米ではありますが、
とっても良いお買い物をしたという
満足感が得られました。
さらに、お仕事で伺った自動車整備工場様では、
下回りなど、お客様が別に見えないところだからこそ、
丁寧に清掃・整備をするというお話を伺いました。
お客様から褒められたり、
評価されることは、あまりないそうです。
でも、そうゆうことではなく、
お客様に長く車に乗ってもらいたい、
プロとして当たり前のことだそうです。
職人の方は、口で語ることは苦手な方が多いのですが、
車に対する愛情は人一倍です。
このお話を聞いて、またまた感動をしました。
見えないところ、顧客がわからないものにこそ愛情を注ぐ、
いや、愛情がにじみ出るといったほうが良いのかもしれません。
意図して愛情を注いでいるのではなく、
当たり前に愛情を注ぎ続け、
誰からも気づかれなくてもいい、
自分の子供を愛するように
見返りを求めない愛情を注ぎ続けることに感動をしました。
見返りの求めない愛情のほうが
実は顧客の心に感動を生むのかもしれない、
ということを感じました。
商品・サービスが「愛の結晶」となっているお話でした。
(8月5日発行したメルマガの内容からの引用)
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