社長の「器」というものが実際にあります。イメージできる金額で、売上を引き寄せることができます。例えば、創業して数年で2億円の売上を作った方がいました。その方のお考えは、商売でやるならば、2億から3億円くらいは欲しい、ということでした。ある方は、売上1億円といったとき、私には大きすぎる、とおっしゃいました。また、別の方は、7億円の売上と聞くと、抵抗があるようで、なかなか突破ができない、という方もいます。一方、100万円の売上でも、自分のやりたいことをコツコツ取り組んで、収入を気にしない方もいらっしゃいます。このように、金額の大小ではありませんが、その方が「このくらいの数字はいける」と思える心地よい数字があるようです。不思議なことに、自分がなんとなく快適に感じる数字に落ち着いてきます。だから、売上を高めましょう!!と言っても心の中では抵抗があるままでいると、その目標は達成できません。壁を超えることが必要です。どうやって、自分の快適な感覚を超えていけるのか?そのためには、自分より、少し上の方々と会う機会を作ることが有効です。レベルの高い方の集まりというのは、何とも心地よくないものもありますが、あえてそのような場に行ってみるということが有効です。そうすると壁が越えて行けます。だから、本を読んだり、CDを聞いても知識にはなっても感覚は変わりません。セミナー、勉強会、交流会など、人と会える場に出向くことが大切です。2017年は私も東京に出向く機会を増やしていきます。
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